ロジックマンの日記

創業2年の営業会社で事務・経理をしております

僕がリモートワークに反対する理由

最近社内で「営業Aくんが事務所に来ない」ということが問題になっています。

 

もともとゆる~い会社なので、朝礼とかもなく、だいだい9時過ぎに出社し、だいたい18時くらいに帰ってるんです。そしてアポが入っている日は直行直帰が基本です。それがさらに怠慢になっていって、今では自宅でケータイからテレアポし現場に直行という毎日になっています。しかも行動を管理しているわけではないので、何件テレアポしたとか、何時に現場に向かったとかも把握しておりません。ぶっちゃけサボってるでしょうね。

 

でも今まで問題にならなかったのは結果を出していたから。「ちゃんと契約取ってくるくるから、日々の活動も細かく管理しなくても任せて大丈夫」という認識を会社も社員も持っていたのです。

 

が、最近Aくんの成績が低迷しだしました。でも行動は変わらないので、冒頭の問題になっているんです。結果を出してるから自由にさせてたけど、ダメなら管理しないといけないんじゃないかと。でもAくん的には今まで結果を出せていたやり方を変えたくないわけです(サボれなくもなるでしょうしね)。

 

ただ、ここで個人的に思っていることは、管理するvs任せるという構図になってしまっていて、それより先に事務所に来ることのメリット・デメリットを明確にしたほうがいいはずだということです。

 

確かに「ケータイからテレアポ→現場」の流れであれば事務所に来る必要はないのかもしれません。でもそれ以上もそれ以下もありません。事務所に来るとは人に会い、相手の話を聞き、自分の話もする場所です。その中で相手の意見から新たな発想が生れたり、自分の考えを言葉にすることで思考がまとまったり気づきがあったりするわけです

 

 最近リモートワークという言葉をよく聞きますよね。これだけコミュニケーションツールが発達してるんだから、わざわざ同じ場所に集まる必要なくね?という考えですね。でもそれってあくまで一人でできる作業に限定されると思うんです。作業をするなら一人で集中できる環境がいいのでしょう。でも何か新しいものを生み出したいなら、発想のキッカケが必要で、そのキッカケは何気ない雑談のなかにだってあったりするんです。

 

営業でもトーク内容やアプローチ方法などアイデアや発想が求められることも多いです。でもAくんは一人で動いてるので、今の現状を打破するアイデアが生まれてこないために成績低迷で苦しんでいます。頑固になってないで、みんなと助け合いながらやったらいいのになーと思った話でした。