ロジックマンの日記

創業2年の営業会社で事務・経理をしております

協調性がないのも、悪いことばかりじゃない

先日社長から誕生日を祝いたいからと飲み会に誘われました。

断ってやりました(笑)。

だって会社の飲み会っていつも同じメンバーで、話す内容も聞き飽きた社長の昔の武勇伝なんですもん。みなさんもそうじゃないですか?

時間の無駄だし苦痛なだけなので、「家庭の事情で帰らないといけないです、お気持ちだけありがたく頂戴します」と伝えました。

 

周りからは「気持ちは分かるけど、それはダメでしょ」という意見が多かったんですが、全然気にならないんですよね。今回の件に限らず、普段から「みんなやってるから」という理由では流されない方だと思うんです。

 

でも僕みたいなのは少数派だと分かってるので、営業ではよく「みなさん買われてます」って言いますもんね。こういうの社会的証明と言うみたいですね。頭では間違ってるとわかってるのに、みんながやってたらやらないと気が済まなくなってしまうと。例えば、ストリートミュージシャンがサクラを雇ってチップを入れさせると、みんなつられてチップを入れるようになって、額が8倍にもなるんだそうです。

 

僕は気にしません。

 

そのため、サイコパスを自覚しております

でも悪いことだけではなくて、天才と呼ばれる人の多くは「協調性がない」という共通点があるんだそうですスティーブ・ジョブスとかも性格的には狂ってたらしいし。

 

他の特徴としましては、

1、協調性がない

2、好奇心旺盛

3、反抗心

4、ファンタジー小説が好き

5、よき理解者がいる

 

うん、僕は全部あてはまってる。

ということで、協調性がないのをそんなに悪く言えないようにして終わります(笑)

 

 

仕事の悩みと人生の5大後悔

先日ウチで一番社歴の短い社員(女性・営業)から仕事について悩んでいると相談を受けました。成績だけみれば給料分をペイできるかどうか程度のため、会社に貢献したいがどうすればいいか分からない、というわけですね。いい子です。

 

こういう悩みを抱えるのは予想できたことでした。なぜなら、ウチの社長は理屈とか論理とか通用しない人なので、社員に対する指導も「頑張る」とか「自分のケツをたたく」みたいな抽象的な精神論だったり「頭を使う」のような具体性に欠けるものがほとんどだからです。

 

この社員の子は営業未経験なので、具体的な指示がないと行動できるわけないんですよね。それでも一生懸命自分なりに考えて営業するんですが結果は付いてこず。そしてその結果だけを見て社長は「もっと頑張ろう」とか言うんですよね。そりゃストレスにもなって悩むわ。

 

だからといって、悩み相談の回答が「社長が悪い」とか「転職したら」というのも無責任なので、「自由な社風が逆に迷いとかストレスになって大変だと思うけど、自分の好きな働き方を確立するチャンスでもあるかもね」と答えておきました。会社のためにならないとと思うあまりにカタくなり視野が狭くなっているので、どうやったら自分を楽しませながら成長できるか、という風に結果ではなく経過に注目してみてと。そうやって成長できて自分の能力を世のため人のために使えたら、結果的に会社のためにもなるはずだよと伝えたんですね。

 

そこから「どんな人生にしたいか」とか「どんなことが好きなのか」という話をしていったら、とにかくお金を稼ぎたいから営業職を選んだと言うんですね。他人の価値観を否定するつもりはまったくありませんが、「人生の後悔に関する調査結果」は伝えておきました。

 

死を間近にした人たちに人生の後悔についてアンケートしたら、以下の5大後悔が分かったそうです。

1、他人の期待に従って生きたこと

2、働きすぎたこと

3、友人にあまり連絡をとらなかったこと

4、自分をもっと幸せにすればよかった

5、素直に感情を表現すればよかった

 

お金で解決できるものがあるという前提でも、「お金を稼ぐ」というのはあくまで解決の手段であって、それ自体が人生の目的にはならないと思うんですよね。

 

自分の回答で少しでも悩みが改善したらいいなと思います。今後もちゃんと仕事の様子を見守りながら、少しずつアドバイスしていきたいですね。

僕がリモートワークに反対する理由

最近社内で「営業Aくんが事務所に来ない」ということが問題になっています。

 

もともとゆる~い会社なので、朝礼とかもなく、だいだい9時過ぎに出社し、だいたい18時くらいに帰ってるんです。そしてアポが入っている日は直行直帰が基本です。それがさらに怠慢になっていって、今では自宅でケータイからテレアポし現場に直行という毎日になっています。しかも行動を管理しているわけではないので、何件テレアポしたとか、何時に現場に向かったとかも把握しておりません。ぶっちゃけサボってるでしょうね。

 

でも今まで問題にならなかったのは結果を出していたから。「ちゃんと契約取ってくるくるから、日々の活動も細かく管理しなくても任せて大丈夫」という認識を会社も社員も持っていたのです。

 

が、最近Aくんの成績が低迷しだしました。でも行動は変わらないので、冒頭の問題になっているんです。結果を出してるから自由にさせてたけど、ダメなら管理しないといけないんじゃないかと。でもAくん的には今まで結果を出せていたやり方を変えたくないわけです(サボれなくもなるでしょうしね)。

 

ただ、ここで個人的に思っていることは、管理するvs任せるという構図になってしまっていて、それより先に事務所に来ることのメリット・デメリットを明確にしたほうがいいはずだということです。

 

確かに「ケータイからテレアポ→現場」の流れであれば事務所に来る必要はないのかもしれません。でもそれ以上もそれ以下もありません。事務所に来るとは人に会い、相手の話を聞き、自分の話もする場所です。その中で相手の意見から新たな発想が生れたり、自分の考えを言葉にすることで思考がまとまったり気づきがあったりするわけです

 

 最近リモートワークという言葉をよく聞きますよね。これだけコミュニケーションツールが発達してるんだから、わざわざ同じ場所に集まる必要なくね?という考えですね。でもそれってあくまで一人でできる作業に限定されると思うんです。作業をするなら一人で集中できる環境がいいのでしょう。でも何か新しいものを生み出したいなら、発想のキッカケが必要で、そのキッカケは何気ない雑談のなかにだってあったりするんです。

 

営業でもトーク内容やアプローチ方法などアイデアや発想が求められることも多いです。でもAくんは一人で動いてるので、今の現状を打破するアイデアが生まれてこないために成績低迷で苦しんでいます。頑固になってないで、みんなと助け合いながらやったらいいのになーと思った話でした。

 

 

 

お金のインセンティブの落とし穴

営業マンって売れば売るほど稼げるってイメージありますよね。

実際ウチの会社でも営業マンの給与は毎月の粗利益によって変わってきます。「粗利益がいくら以上なら給料〇万円アップ」みたいな給与規定です。(賞与、報奨金も同様です。)このやり方なら営業マンは給料上げるために一生懸命頑張るし、たくさん粗利益を作ってくれれば会社にも当然利益が残るのでwin-winだって訳です。

 

一見良さそうな制度ですよね。(成績悪い人は当然給料も低いんですが、それはしょうがない部分もありますし)

が、ここに大きな落とし穴があって、ウチの会社はそこに片足を突っ込んでしまっています。。。

 

ウチは法人営業をやっています。営業やったことがある方なら分かると思うんですが、新規客の獲得ってとっても難しいですよね。商談どころかアポもまったく入らない、ほとんど話もきいてもらえないです(もちろん商材によると思いますが)。一方、顧客であればすでにつながりがあるので、新規よりははるかに営業しやすいんです。

 

創業当初は前職から取引してもらってたり付き合いがあった「顧客見込み」を中心に販売しました。そして獲得した顧客に追加販売をしてきたんですね。しかもありがたいことに結構な件数の契約をいただきました。

 

そして営業担当は順調に昇給し、会社も潤いwin-win、、、、のはずでした。が、ついに見込みにも顧客にも売りつくしてしまったんです。当たり前ですよね。新規客を獲得していないんですから、いつかはネタ切れになります。

 

じゃあ新規でやるしかないんじゃない?と思いますよね。会社としても新規客の重要性を営業マンに説きます。ところが、営業マンは聞く耳持ちません。なぜならすでに給料は上がっているので、当然その給料を維持するためのノルマも高くなっています。つまりイチから新規客にアプローチしている余裕なんてないのです。

 

追い込まれた営業マンはなかば強引とも言える手法で顧客に販売しようとしています。しかし会社としても止めろとは言いづらいのです。なぜならこれまで結果でしか評価をしてこなかったから。突然「結果ではなく中身が大切だ」なんて言ったって説得力がないんです。営業マンとしては、「今まで通り顧客に販売して何が悪いの?」「新規やってもいいけど、それで給料下がったら責任とってくれるの?」と思ってるでしょうね。

 

 人は一度いい思いをしてしまうとそれが基準になってしまうものです。今だにバブル時代と比較されたりするのがいい例です。ビジネスは長期的に継続させていかなければいけないので、目先の利益に惑わされて活動してしまうと後でツケを払わなければいけなくなるよという話でした。

 

ビジネスマンがゴルフにハマる4つの理由

先日初めてゴルフの打ちっ放しに行ってみました。前々からゴルフやってみたいと思っていたんです。父親をはじめ、周りの多くの大人がハマってるので、これは相当魅力があるんだろうと。

 

父親から使ってないクラブのセットを譲ってもらいまして、ゴルフ好きの親戚に頼んで打ちっ放しで教えてもらって来たんですが、すぐにわかりましたね、「あ、これはハマるわけだ」と。

 

たった1回やっただけの私ですが、ゴルフの魅力は

 

①外で動くのが気持ちいい

デスクワークの方だと外で体を動かすってことはなかなかないと思うんですよね。上手い下手関係なく、気持ちいいです。

 

②距離が出るから、ちょっとの修正で大きく結果が違う

当たれば何十メートルって飛んでいくので、少し打ち方を変えただけでも全然方向が違ってきてしまいます。その調整だったり「あーでもないこーでもない」なんて考えるのがトライアンドエラーのようで楽しいんです。

 

③一人でできる

チームスポーツだとそもそも試合できるぐらいの人数が集まらないといけないですよね。社会人で安定して結構な人数が集まるってなかなか難しいです。でもゴルフは一人でできるので、とっても都合がいいから継続ができるなと。

 

④スコアというわかりやすい目標

スポーツなので勝利や上達が喜びでもあると思うのですが、ゴルフの場合結果がスコアという数字で見える化されてるんです。そりゃ頑張りますよね。

 

都会はお金がかかったり混んでたり遠かったりでゴルフするのが大変らしいですね。田舎でよかったなーと思いました。

隙間時間を上手に使おう

僕には生後6か月の息子がいます。

元気に育ってくれていて、とてもかわいい存在です。

(泣くとモンスターになりますが。。。)

 

ただ、お子さんがいらっしゃる方は分かると思いますが、子育て中は自分の時間ってほぼないですよね。抱っこしてないと落ち着いてくれないし、寝かせてても目が離せないですし。

 

子ども中心の生活になるのは当然なので、「自分の時間がないのはしょうがない」と受け入れていました。が、先日ふと気が付きました。「いや、まとまった時間がとれないだけで、時間自体は結構あるな」と。

 

子どもが生まれる前は何時間も読書したり映画見たりしていましたが、生まれてから同じことをしようと思うと、それは当然無理なわけです。なので「時間がない」と思っていたんですね。

 

でも、1日24時間子守りをしていなといけないかというと、そんなことはもちろんないわけです。おとなしく座ってくれてる時もあれば、お昼寝もするし、奥さんが面倒みてくれることも多いです。ただそれが数分とか数十分だから自分の趣味に使える時間だと認識できていなかっただけで。

 

こういった隙間時間って積み重ねれば相当大きくなるはずです。だったらその隙間時間でできるように行動を分割してあげたらどうだろうと思いました。読書も1ページだけとか、映画も1シーンだけとか。それを積み重ねたらいつかは本も読み終わるし、映画も見終わりますよね。

 

今までは子どもの様子をうかがって「今なら大丈夫かな」と読書を始めても、すぐに泣かれて中断しないといけなくて、ストレス感じてしまうというパターンでした。でも同じページ数を読むにしても、最初から数ページだけって決めておけば中断させられることなく「やりきった感」がもてるんです。そして、やりきったんだからストレスも感じなくていいと。

 

子育てに限らず、1日を振り返ると隙間時間って結構あるんじゃないでしょうか。仕事中でも休みの日でも。そんな時に「一瞬時間ができたらこれをやる」ということを決めておくと、以前より大きな違いを生み出せるんじゃないかと思ったという話でした。

 

 

そもそも何のためにやっているのか?

先日、所要で市役所に行ったんですが、エレベーターに張り紙がしてありました。

内容は「職員は3~4フロア程度の移動は階段を使って、エコに取り組みましょう」といったところ。

 

これを見てちょっと思ったんですが、

 

・フロア移動自体を減らす取り組みはしているの?

確かにエレベーターより階段を利用した方が省エネです。が、そもそも移動しなくて済むのが一番省エネじゃないですか。極力移動を無くして、それでも必要なときは階段使おうねって順番じゃないのかなぁと。

 

・果たして階段を使ってそんなに効果ある?

消費電力と単価から階段を使うことによって削減できる電気代って計算できると思うんです。実際どれくらいの節電効果があるんでしょうか。そんなに大きな効果はない気がします。もちろんやらないよりはやった方がいいんですが、取り組む優先順位として、他にもっとやることあるんじゃないでしょうか。

 

・呼びかけ方はそれでいいの?

階段を使えばエコなのはその通りです。でも「みんなで頑張りましょう」って言ったところで、みんな進んでやるでしょうか。それをやる意義だったり、明確な数値や効果が分かった方がやる気出ると思うんです。例えば1回階段を使えばいくら税金を節約できるとか、健康面の数値がどれだけ改善するかとか。

 

あくまで1枚の張り紙を見ただけで、その背景や裏側での取り組みはまったく知らない状態で勝手に書いてます。しっかりと取り組んでたり、はっきりとした理由があってやっていることだったらすみません。

 

ただ、単純に「省エネで経費削減だ。エレベーターじゃなく階段使おう!」ってだけだったら、もっと考えた方がいいだろうなと思っただけです。

 

何かをする時は、「そもそも何を達成したくてやっているのか?」を明確にしないとダメだろうな、という話でした。